一脚一脚 職人の手づくりによる最高の座り心地

こんなお悩みはありませんか?

・姿勢が崩れて食事がしにくい
・長時間座っているとお尻が痛くなったり、疲れやすい
・立ち上がる際に力が必要で不安定
・既存の椅子では背中のサポートが不十分で姿勢が崩れる
・椅子のデザインが家のインテリアに合わない
そんなお悩みを持つ方のために
troneチェアは開発されました
troneチェア新発売記念!
Standard・Premium 各モデル 限定50脚 先行予約 受付中

troneチェアが選ばれる理由

troneチェアの特徴

多層構造による優れた座り心地
長く座ってもお尻が痛くなりにくく、疲れにくい
健康的な姿勢をしっかりサポート
troneチェアの座面は、木枠を基盤とした四角形の構造で、約50mmほどの枠に囲まれる形で中央部分が抜けています。この木枠から木枠へとゴム製のエラストベルトが渡され、その上に布、45mmのコイルスプリング、ヘッシャンクロス、硬めのウレタン、柔らかいウレタン、そして約20mmの綿が順に重ねられています。
人体工学とシーティング理論に基づいた 丸みのある柔らかな背もたれ
自然なフィット感で背骨への負担を軽減
背もたれは厚みがあり柔らかな素材で作られており、丸みを帯びた形状で背中全体を優しく包み込みます。背もたれ自体が左右に柔軟に沈 み込む設計となっており、飛び出す背中を自然に吸収する構造です。

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座面角度の細やかな調整機能
個々のニーズに合わせた最適な姿勢を実現
troneチェアの座面は、標準の約3度の傾斜を持ちながら、最大で9度まで後方に傾けることが可能です。また、必要に応じて-3度まで前方に傾けることもできます。この調整は簡単に行える仕組みが採用されています。
高品質な素材と
職人の手作りによる耐久性
長持ちする安心感と美しいデザインを両立
troneチェアは、一脚一脚職人が手作りで製作しています。木枠には高品質な木材を使用し、エラストベルトやコイルスプリング、ウレタンなどの素材も厳選されています。各層の素材は耐久性と柔軟性を兼ね備えており、長期間の使用にも耐えられる設計です。

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troneスタンダードは、troneチェアの中でも特にコストパフォーマンスに優れたモデルです。基本的な機能を備えつつも、troneチェアならではの快適さとサポートを手頃な価格で提供します。高齢者や要介護者の方々に最適な選択肢です。
至極の座り心地を、もっと身近に。
(税込:385,000円)
350,000円
trone Standard(スタンダード)
troneチェア新発売記念! Standardモデル限定50脚 先行販売受付中
通常価格
350,000円
(税込:385,000円)
270,000円
【先行特別価格】
(税込:297,000円)
trone シリーズのカバーはお好みのお色をお選びいただけます。
気分やお部屋に合わせて、自分らしい心地よさをお楽しみください。
※PremiumおよびSuper Premiumは、カバーを着せ替えが可能です。
※Standard(スタンダード)は、カバ-一体型の仕様です。

エンジ

グリーン

ライトブルー

カーキ

ターコイズブルー

ブルー

オフホワイト

チャコールグレー

パープル

オレンジ

ピンク
「着る・羽織る椅子」
椅子をもっとファッショナブルに!
troneチェアは、椅子としての快適性だけにとどまらず、
座る人の想い出を支えるために“デザイン”は、
「椅子をもっとファッショナブルに!」をコンセプトにしています。
trone Premium(プレミアム)・trone Super Premium(スーパープレミアム)は、まるで洋服を着替えるように、椅子そのものの装いを変えられます。
季節の移ろいに合わせて、また特別なひとときに、空間を美しく演出。シンプルにも華やかにも、あなたの感性で自由にスタイルチェンジを楽しめます。
新しい彩りと上質な変化を、暮らしの中に。trone Premium・trone Super Premiumと共に、贅沢なひとときを。
trone Premium(プレミアム)
匠の技が生み出す、世界でいちばん心地よい椅子
troneプレミアムは、troneチェアの中核を担うモデルです。高品質な素材と職人の手作りによる丁寧な仕上がりで、長時間座ってもお尻が痛くなりにくく、疲れにくい。快適な座り心地を追求した、調節可能な一生寄り添う椅子です。多層構造の座面と人体工学に基づいた背もたれが、健康的な姿勢をサポートし、日常生活を豊かにします。
450,000円
(税込:495,000円)
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troneチェア新発売記念! Premiumモデル限定50脚 先行販売受付中
通常価格
450,000円
(税込:495,000円)
350,000円
【先行特別価格】
(税込:385,000円)
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troneスーパープレミアムは、完全に個別のニーズに応えるオーダーメイドモデルです。お客様一人ひとりの体型やライフスタイルに合わせて採寸し、職人が一脚一脚丁寧に製作します。最高の快適さとサポートを求める方に最適な選択肢です。
世界に1脚!あなただけの特等席。
安らぎと誇りを届ける、
至福のオーダーメイドチェア
(税込:1,100,000円~)
1,000,000円~
trone superPremium(スーパープレミアム)
trone取り換え用チェアカバー
販売価格
73,000円(税別)~
※別途、生地のご要望をお聞きしてお選びいただきます。(例:防水加工、花柄-他)

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カバーの着せ方
カバーの取り外し方
オーバーカバータイプの着せ方

安心感を与える「擬宝珠(ギボシ)」のこだわり
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擬宝珠(ギボシ)の安心感
troneチェアには「擬宝珠(ギボシ)」と呼ばれる握りやすい取っ手が装備されています。
高齢の方が肘掛けを手持ち無沙汰にいじる様子を見て、「つかめる部分が安心感を増す」と考案しました。
多くの高齢者から「手を添えるだけで安心」「立ち上がりが楽になった」と高く評価されています。
転倒防止の安心感
擬宝珠(ギボシ)を握ることで、座る・立ち上がる際に体を支えやすくなり、転倒のリスクを大幅に低減します。
立ち上がりの補助
手を添えることで、立ち上がる際のバランスを取りやすくし、無理なくスムーズに動作を行えます。
心理的な安心感
いつでも手を添えることができるため、使用者に安心感を提供し、精神的な安心をサポートします。

科学的に究められたtroneチェア
従来家具椅子とtroneチェアの比較 ~97歳高齢女性の例を紹介~
・椅子に座った様子
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従来家具椅子
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troneチェア
丸まった背中が当たるため斜めに座ることとなり、
支持が弱い右側に側弯が生じている
正しい姿勢を維持し、
美しく座れている
・座面圧

従来家具椅子
340mmHg
50セル
50.1mmHg
380.6cm2
最大圧
反応セル数
平均圧
面積
→支持面積が狭く、最大/平均圧も高い

troneチェア
117mmHg
108セル
34.8mmHg
703.2 cm2
最大圧
反応セル数
平均圧
面積
→従来椅子に比べ、体重が分散されている
・背中圧

従来家具椅子
背もたれに対して背中の浮きが大きい

troneチェア
背中のより広い面が背もたれに接している
・背中圧

従来家具椅子
最大圧
反応セル数
平均圧
面積
42mmHg
19セル
16.8mmHg
122.8cm2

troneチェア
最大圧
反応セル数
平均圧
面積
27mmHg
16セル
14.4mmHg
103.2 cm2
※特筆すべき点としてtroneにおいては、本来は圧が集中しやすい背中左右中央(脊柱棘 突起部)で除圧され、脊柱左右の脊柱起立筋部に圧が分散されていることが確認できる。
※反応セル数と面積が、従来椅子の方が「良い数値」に見える点について センサーの最低感圧が5mmHgのため、実際には(写真からも)troneの方が5mmHg以下の圧でもってより広い面積で背中を支えているのは明らかと思われる。
『監修・検証』:大渕哲也(理学療法士)

日本の高齢者のためのシーティング
大渕哲也/理学療法士
「シーティング」って何?
私たちが普段何気なく座っている「椅子」ですが、実はその人に合った姿勢で座れるように、椅子を選んだり調整したりする技術があります。それを「シーティング(seating)」といいます。
シーティングとは、簡単に言えば、
-
一人ひとりに合った椅子を選んだり準備したりする
-
すでに使っている椅子(たとえば車いす)を、その人の体によりフィットするように調整する
といったことを指します。
この技術は、もともと椅子の文化が根付いていたヨーロッパで発展しました。最初は健康な人のための技術として始まりましたが、次第に障害のある子どもや大人にも対応できるように進化していきました。
日本では、比較的早い段階で健康な人向けのシーティングが「工業デザイン」の分野に取り入れられ、その後、障害のある方々向けには「医療や福祉」の分野で取り組まれるようになりました。特にリハビリ医療が普及しはじめた1970年代ごろから、障害のある子どもや大人のためのシーティングが始まったと言われています。
ところが、シーティングの対象として一番取り組みが遅れたのは「高齢者」でした。
年を重ねると、病気やけががなくても、自然に筋力が落ちてきたり、体の形が少しずつ変わってきたりします。若いころから障害を持っていた人であれば、老化による変化がさらに加わります。
では、そんな高齢の方々には、どんな椅子が良いのでしょうか?
筋力が落ちた体にとって、どんな姿勢や座り方が快適で安全なのでしょうか?
実はこの分野の研究や技術の進歩は、今でも発展途上です。ヨーロッパでも明確な「正解」は見つかっていません。なぜなら、日本や東アジアの高齢者と、欧米の高齢者では、年を取ったときの座り姿勢が違うことが多いからです。
だからこそ、日本の高齢者に合ったシーティングについて、これからもっと考えていく必要があります。
生活場面の中の“座位”
椅子に腰かけた姿勢=座位は、私たちが日常生活を送る上でそれなりに長い時間とっているものです。
食事を摂る場面・排泄している場面・事務仕事や勉強をしている場面・自動車に乗っている場面・お茶を飲みながら休憩をとっている場面・お茶やお菓子をいただきながら友達とおしゃべりをしている場面・面接試験を受けている場面・特に何をするわけでもなくただボーッと過ごしている場面、これらの様々な場面の多くで、私たちは椅子に腰かけています。

ただ同じ“座位”でも、私たちは例えば上にあげたような様々な場面ごとに違う椅子を使っていることは、すぐに理解できると思います。
一般的な呼称を使えば「事務椅子」「ダイニングチェア」「ソファー」最近では「ゲーミングチェア」(排泄の時は“腰かけ便器”、自動車に乗っている時は“自動車シート”)など、私たちは様々な“椅子”に座っています。すべてが同じ形ではありません。
それぞれの椅子が使われる生活場面ごとに相応しい座位姿勢となるように、それぞれの椅子は作られています。
例えばソファーでは、くつろぐには都合よく使えますが、ソファーで書き物をしたり食事を摂ったりはしにくいですね。

日本(東アジア)の高齢者の座位姿勢とシーティング
日本や東アジア の高齢者でよく見かける座位姿勢は、例えば「円背」です。
座位で体幹(骨盤部~腹部~胸部)をまっすぐに起こしていることができずに、座面の上で骨盤が後方に倒れてしまい、その骨盤の上に続く脊柱(背骨)全体が後方にとび出る形で丸まってしまう姿勢です。(画像①)
若い人は椅子に座りながら膝関節や股関節を90度に曲げ、座面の上で骨盤をしっかり起こして胸を張るような姿勢がとれますし、その姿勢を支えるためのシーティング技術があります。(画像②)
しかしそのような椅子に座位姿勢が円背になりがちな虚弱な高齢者が座っても、若い人と同じような座位姿勢にはなれないことがほとんどです。
むしろ丸まった背中が椅子の背もたれに押し出され、後ろに傾いた骨盤の後ろに大きな隙間ができてしまう「すべり座り」(座面の上でお尻が前にすべり出た座り姿勢)になってしまいます(画像③)。
そしてそのような高齢者は、欧米にはほとんどいないのです。
つまり、日本(東アジア)に沢山いらっしゃる“虚弱な円背の高齢者”のためのシーティング技術や椅子はどこにもない、ということです。

(画像①)


(画像②)
(画像③)
それでも、急速に超高齢化社会が進む日本の医療福祉分野において遅ればせながら虚弱な円背高齢者のためのシーティングが取り組み始められ、近年は「高齢者のためのシーティング作業が効率よく行える車椅子」が随分と増えてきました。
車椅子メーカーさんの努力/開発が先行し、医療福祉現場スタッフさん方への普及はまだまだこれから、という状況ではありますが。
ところが工業(製造)分野での「家具椅子」では未だに、日本(東アジア)に多い虚弱な円背高齢者のための椅子はほとんどありません。
たとえばまだ歩けるけれども健常者向けの椅子は合わなくなってきている高齢者さんに、車椅子シーティング技術者が関りを持てることはほとんどありません、車椅子はまだ必要ないのですから。
もしも車椅子シーティング技術者がご縁を持てたとしても、相応しい家具椅子がないのでどうしようもありません。
(trone原案者/本文執筆者は、家具椅子にのこぎりを使ったり背もたれを張り直したり“家具椅子の魔改造”をしたこともありましたが、本来は行ってはいけないことです)

新しい家具椅子「trone」に盛り込んだ高齢者シーティングの技術
そしてこのたび『家具モデラー/椅 子張り職人』としての宮本茂紀会長のお力添えをいただき、「日本の高齢者のための家具椅子“trone”」を完成させることができました。 troneに盛り込んだ“高齢者のためのシーティング技術”は以下のようなものになります。
健常者は、座面上でしっかり骨盤を起こして胸を張るように座ることができ、その姿勢をささえる椅子の形もあります。

しかしその椅子に虚弱な高齢者が座ると、頭を起こすことができずにお辞儀に潰れてしまったり

何とか頭を起こすために「すべり座り」になったりします。
これらはつまり、椅子と座る人が合っていないのです。

そのような身体機能が虚弱に低下しだしている方には、以下のように椅子を調整します。
a座面:体重が1ヶ所に集中しないように分散させるとともに、座位姿勢をしっかり支えてくれる座面機能。(水色の部分)
b座骨結節前サポート:座面の上でお尻が前にすべり出さずに安定して落ち着くような座面の形。(ピンク色の部分)
c座面の傾斜:少し上向きの座面で身体と頭を起こしやすくする。(黄色の角度線)
d骨盤支持:座面の上で起こしきれない骨盤が後傾するのは許しつつもそれ以上に傾かないようにしっかり支える。(青色の部分)
e下部胸郭サポート:円背にとび出た背中を後方に逃がしつつも“下方から”支えることで丸まった背中が少しでも伸びるように支える。(赤色の部分)

車椅子の場合、このうちdの“骨盤支持”や、eの“下部胸郭サポート”は背中の上方から下方まで「ベルト張り調整」で行います。
どのベルトをどの程度に張って身体を支えるか?反対にどの程度緩めてあげるか?細かい設定がありますし実際の作業には“経験”が必要になり、それが「車椅子シーティング技術」ということになります。
ただし一般家庭向けに準備する椅子で、ご家族さまにそのような専門的な作業をお願いするわけにはいかない、と考えます。

そこで今回のtroneでは「座面奥に座って背もたれに背中をもたれさせる」だけで自然に良い姿勢になるように、背もたれを作り込みました。
最後に頭や背中を起こしきれない方や、反対に顎が上がってしまう方のために、座面の地面に対する角度は随時に変えられるようにしてあります。

